パチンコ人が、パチンコ人ではなかった頃 [パチンコ依存症 パチスロ依存症]
世の中は、春だけど、私の住んでいる所は、春じゃない。
まだ、雪の残っている所だってある。
都会から来た人たちが、その雪にさわってキャッキャ言いながらうれしそうに遊んでる。
いいなあって単純にそう思う。
だけど、本当のことを言えば、
そういう一見天真爛漫に見える風景を見ていても、
わたしの心のどこかでニヒリズムのような感情が見え隠れしてしょうがない。
この笑い声の向こう側にだって
人間の苦しみや哀しみが漂っているような気がしてならないのだ。
この笑い声は、これからもずうっと続くのか?
(断片的にでもいいから、ずっと続いてほしいけど。)
かって、全てのパチンコ人は、パチンコ人ではなかった。依存症者ではなかった。
かって、全てのパチンコ人は、健全なノンパチンコ人だった。希望の持ち主だった。
・・・・・・・・パチンコに出会うまでは