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この前のブログに書いた「リールが止まらなかった。

おまけに、きちんとごめんなさいと言われなかった。」という友人が

ブツブツ言いながら、訪ねて来た。

今日、あの店に行って6万円負けて来た、と言った。

私は、思わず「馬鹿!」と大声を出してしまった。

お前のあの小事件は、もうブログに書いて発表してしまったので、

お前は、恐らくマークされているから、あの店に行くんじゃないと注意してあったのに、

「あのパチ屋に行って負けて、それも6万も負けて、

ブツブツ言って私を訪ねて来ても後の祭りだよ。」

「お前のことは、顔認証システムに記録され、コンピュータに登録されているから、

勝てっこないんだよ。」と言ってあったのに。

そう言って怒ったけれど、あまり効き目がなかった。

おまけに、この数日間で、16万円負けたと泣きそうな顔で話した。

それを聞いて、私は何も言わなかった。

依存症者の哀しさに沈黙せざるを得なかった。

パチ屋とは、ひどい世界だ。

人喰い稼業だ。

ああ、嫌だ嫌だ。

 

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こういうブログばかり書いていると、自分が自分をトコトン嫌になってくる。

パチンコ毒やパチンコ菌やパチンコのまやかしから生じる「パチンコ依存症の撲滅」を

目標とするから何とか書いているが、

書いていて楽しいことなんて一つもない。

苦しいだけ。

嫌ならやめればいいだろ?って言われそうだけど、そうもいかない。

このブログを始めた一番最初の心意気を、そう簡単に捨てるわけにはいかない。

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                            ギャンブル依存症の患者数
                 (「ギャンブル依存症の診断と治療」徳島県:藍里病院 著)

数年前に行われた厚生労働省ギャンブル依存研究班の調査から、

驚くべき数値が 出ました。

日本におけるギャンブル依存症の有病率が

男性では9.6%、女性では0. 9%でした。

成人人口の約5%、およそ2000万人と推定できます。

欧米の1.5~2. 5%をはるかに超える数値ですが、

マスコミなどで大きく取り上げられることはありませんでした。

これには日本特有の国家的な規制の甘さが影響しています。

ギャンブルと認定されていないパチンコスロット(「遊技」と認定)産業が

年商24兆円と言われています。

世界中にあるパチンコスロット台の約3分の2の500万台が日本にあります。 

それがほとんど規制を受けず、「野放し状態」と言っても良いのが現状です。 

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             診断 

治療はまずギャンブル依存症と診断がつくことです。

個人の意志や、人格の問題ではなく、

れっきとした依存症という病気(脳の機能の疾患)であると認識することが

まず不可欠です。

しかし、まだまだギャンブル依存症に関心を持って治療に当たる

精神科医が極端に少ないのが現状です。

残念なことに、

病気と診断されず、当然適切なアドバ イスを受けることもできません。

そこで、県精神保健福祉センターなどで

ギャンブル依存の治療をしている医療機関を教えてもらわねばなりません。

徳島県では

公的医療機関でギャンブル依存症の治療をしている病院はありません。 

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ギャンブル依存症ブログを書いている人は、みんな闘っている。

依存症を克服するために、自分と闘い、家族で闘い、愛しい人と共に闘っている。

パチンコのない日本

パチンコ依存症のない日本

顔を真正面に向けて、笑いのあふれる日本人

そんな日が、いつか来るのだろうか。 

(パチンコ依存性撲滅支援のクリックをお願いします↓↓↓↓) 

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