「あの時、ああすれば良かった」という場面や決断が、
人生の中で何万回あっただろうか。
小学校の頃のあの時、高校時代のあの場所、というように、
私たちは、遠い過去のことでも、
「ああすれば良かった」という場面を鮮明に思い起こすことができる。
未熟な自分、後悔の過去である。
「あの時は、あれでよかった」
「ああいうふうにしかできなかった」という現実があって、
今の自分を納得させられるのであれば、何ということもないのだが、
多くの場合、「あの時の未熟な自分」が
心の中にずっと居座ってしまっているのだ。
普通人の場合、「ああすれば良かった」という後悔は、
多岐にわたっていて、その後悔が、今の自分を大人にしてきたと言えるが、
パチンコ依存症の場合、
「あの時ああすればよかった」「ああしなければ良かった」ということが、
ある一点、つまり、パチンコ人生にだけ集中しているのだ。
現実には、バラエティに富んだ人生だったはずなのだが、
依存症になってしまえば、パチンコ人生だけに後悔が集中してしまうのだ。
そういう意味でも、パチンコは、人生の軌跡を狂わせてしまうのだ。
恐ろしいことだ。
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たった二日休んだだけでブログランキングが大きく後退してしまった。
あの二日間、もっと無理してブログを定期に更新できていたら、
ランキングがこれほど落ちることもなかっただろう。
・・・これも、「あの時、ああすれば良かった」という後悔である。
ただ、あの時は、時間的にも肉体的にも
ブログを更新することは不可能だったのだから、しょうがない。
今から、また頑張ればよい。
そういうふうに自分を納得させることができるのだから、
パチンコ人の後悔とは違う種類である。
パチンコ人の後悔は、心も人間関係も財産も失ってしまった後悔なのだから、
種類が決定的に違うのだ。
そんな人間が、この日本には、予備軍まで入れると、1000万人もいるのだ。
恐ろしいことだ。
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今朝も、パチンコに染まらない自分を想像するといい。
外に出て、季節を感じさせてくれる何かを発見しに行くといい。
ショーウィンドウをのぞいて、自分に似合いそうな服をさがすといい。
何か新しい料理に挑戦してみようか。
とにかく、あなたにとって、最重要事項とは、
「パチンコをしないこと」なのだ。
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