依存症者が心から望む人生 [依存症]
日本中が雨だらけで、気分がとてつもなく落ち込んでいる時でも、
たくさんの人々は、今日の目標を立てて少しでも前に進もうとする。
そうやって一日が終わり、今日も生ききれたことを感謝する。
平凡であっても幸せな日々。
小さな争いはあっても時間が解決してくれる暮らし。
それは、依存症者が心から望む人生なのだ。
だが、
パチンコ依存症者には、これっぽっちの幸せもない。
地獄にいる者が、そんなにやすやすと幸せになれるものか!
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パチンコ依存症者。
何と嫌な呼び方だろう。
何と汚らしい言葉だろう。
この世の中に、ポツネンとして立ちすくんでいる依存症者。
自分だけの狭い狭い世界で、地べたで生活しているような彼ら。
あなた、そこで笑っているあなた。
あの依存症者たちに、少しでいいから笑顔をわけてやってくれ。
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手が震える。
首が痛い。
虚ろな眼で外を見る。
雨。
感じない。
何にも感じない依存症者。
たまに脳裏をよぎる、パチンコへの衝動。
財布に手を伸ばす。
空っぽだとわかっているのに。
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トイレに行く。
勢いのない小水を眺めながら考える。
『これでも、小さい頃は出来のいい子だって言われたのにな。』
『人生のどの辺りから坂道を転がりだしたのだろうか。』
あのね、誰もが絶対に行きたくない世界。
それが依存症の世界なんだよ。
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パチンコ屋の幹部が、今日も笑ってる。
ゆっくりと煙草を吹かしながら、次の休日の予定を立てている。
人の生き血を吸いながら、満面の笑みで、パチンコ屋の隅々を眺める。
《 今日もカモが来る。なけなしの金を背負ったカモが来る。》
《 愚かなパチンコ人たちよ。依存症やその予備軍たちよ。
負けておくれ。どんどんお金を使っておくれ。》
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パチンコ人のみんな。
今日もパチンコ屋に行ってはいけない。
他人の手を借りてでも、惨めな境地から抜け出せ。
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